昨今、窓ガラスを破壊したり、ドアをこじ開けての犯罪行為や、山間部に現れるクマやサル等の獣害について多く耳にするようになりました。それに伴って弊社にも「防犯を高めるために対策をしたい!」とか「なんか割れんガラスとかないがけ?」等々のご相談ごとが少しずつ増えてきております。
窓に面格子を取付したり、錠前を追加で取付して2ロックにしたりする工事もやっておりますが、今回は私たちの得意とする防災安全合わせガラスについて書きたいと思います。
単にガラスと言っても様々な種類のガラスがあります。
- 皆様もほぼ毎日目にする一般的な透明ガラス…①
- 表面に凹凸があって光を通しつつ視線を遮る型板ガラス…②
- 耐風圧強度が通常のガラスの3~5倍程度ある強化ガラス…③
- 菱や四角形の金網が中に封入してある網入りガラス…④
- 2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスはペアガラス…⑤
- ペアガラスに遮熱・断熱性能を加えたLow-Eペアガラス…⑥
- 熱割れに強い耐熱ガラス…⑦
- 2枚のガラスの間に特殊なフィルム挟みこんだ合わせガラス…⑧
上記以外にも鏡やデザインガラス、熱反射ガラス、太陽光システムガラス等々いっぱいありますが、一般的なもので言えば上記の物になります
『この中で防犯や衝撃に対して強いのはどれでしょうか?』と一般の方に聞くと、③と④のガラスはご存じの方が多く、色々心配だから強化ガラスとか網入りガラスに交換したいとおっしゃる方が沢山おられました。しかし、実は③の強化ガラスは鋭利で尖がったものが当たると一瞬で粉々に割れてしまうことがあり、そうなってしまうと誰でも簡単に出入りできるようになってしまいます。また、④の網入りガラスは中に網が入っていますが、強度は一般的なガラスと同じなのでハンマーやバール等で叩いたら割とたやすくガラスに穴をあけることが出来てしまいます。
上記の中で唯一防犯や耐衝撃に強いのは⑧の合わせガラスです。合わせガラスにもいくつか種類があって中間膜の厚みが15mil(0.4㎜)、30mil(0.8㎜)、60mil(1.5㎜)、90mil(2.3㎜)と厚くなればなるほど強度も強くなって安全性や防犯性能が高くなりますし、中間膜を防音特殊フィルムにすることにより遮音効果を高めたもの、そのほか、カラーやデザイン性のあるフィルムを挟み込んだものなど様々なものがあります。

この度皆様にご紹介したいのは、中間膜が30mil以上ある防犯ガラスと、60mil以上ある防災防犯安全ガラスと呼ばれるものです。30mil以上の合わせガラスは、ガラスを割る・こじ開けるなどの侵入手口に対して高い抵抗力があり、「防犯性能の高い建物部品(CP部品)」の認定品で5分以上の侵入抵抗性能が確認されているので、最近の物騒な事件で心配だという方にお勧めしたいです。また、皆様が普段ご利用の車のフロントガラスにも標準仕様で採用されているそうです。
防災防犯合わせ安全ガラスになると30milの中間膜が2枚分になるのでさらに防御力が増して、台風時の飛来物、瓦などが飛んできた時にも貫通しにくい強度になります。防犯性能も高まりますし、いつ何が起きるかもわからないこのご時世に是非お勧めしたいガラスです。また、15milの合わせガラスでも学校や保育園で小さい子供がじゃれあってガラスが割れたとしても、一般的なガラスのように鋭く尖った鋭利な破片が飛び散らず、ケガをする心配を格段に少なくすることが出来ます。ですので地域の安全を守りたいガラス屋としては、公共の施設、特に学校関係や皆様のお宅の窓ガラスにどんどん採用していきたいところなんですが、デメリットが二つありまして、なかなかうまく行っておりません、一つ目は、メーカーに手配してから数日納期がかかること。弊社も何枚かは在庫をしていますが、大量の在庫をしておくことが難しいので、基本的には急ぎの修繕以外はご発注いただいてからの手配となります。二つ目はとにかく金額が高いのです。普通の透明ガラスの4〜5倍くらいの金額がしますし、メーカーに手配するので、メーカー送料だけで1万円くらいかかります。とてもお気軽にどうぞと言える商品ではございません!
という事で、防犯・安全という観点ではとても素晴らしいガラスなので、まずは気になるところから部分的でも構いませんので、是非ご採用をご検討いただければ幸いです。
“日々成長 チャレンジこそが未来を変える チャレンジし続けて素晴らしい未来を!”







